技術

2008年入社工学部
電気電子
工学科卒業

オリジナル製品をブラッシュアップ。
より良い製品を世に考案する。

ダイトロンを一言であらわすと?

「発展途上」

もちろん良い意味で、です。まだまだ上をめざしている会社だからこそ、決まったやり方で製品を作るのではなく、自分の意見を発言でき、やりたいことがあればやらせてもらえます。上司の方とも距離が近く、そういった相談も気軽にできるのが魅力です。

入社を決めた最大のポイントは何ですか?
独自性のある電源装置で勝負している点に魅力を感じました。いろいろな電源メーカーがあるなか、特徴を持った製品を売りにするというのは、それだけ高い技術や知識を持っているということにつながりますし、率直にかっこいいと感じました。
今の仕事内容を教えてください。
スイッチング電源やUPSなどのオリジナル、カスタム製品の設計開発を行っています。CADで設計や、試作した電源を実際に動かして波形や電圧を測定し、評価しています。また、製品の開発に企画の段階から関われるので、仕様の決定や部品の選定をして、原価の管理をすることもあります。
あなたにとっての仕事のやりがいは何ですか?
ひとつの製品が完成したときの充実感はたまりません。商品の企画段階から関わり、試行錯誤を凝らした製品が量産され、納品されるときは我が子の巣立ちを見届けるような気分です。
一番印象に残っている仕事のエピソードを教えてください。
スイッチング電源の設計に関する経験が全くなかった私が、お客様のところに一人で行き、仕様調整を行っているときは何度経験しても不思議な気持ちになりますし、成長を感じます。今でも、勉強が必要になる場面は多々ありますが、それを繰り返すことで少しずつでも成長できているという実感があります。
大学の時に専攻していた内容が、仕事上でどのように役に立っていますか?
大学では電気について学んでいました。このとき学んだ基礎知識は「役に立つ」というよりも「必須項目」です。ただ、実践的な内容は、入社後に業務を通して学ぶことのほうがはるかに多いです。また、学生時代に学んだ報告書や実験レポートの書き方は、今でも評価レポートを作成するときに役立っていると思います。

1日のスケジュール

OFFの過ごし方は?

家族がテーマパーク好きなので、月に2回ほど、妻と子どもを連れて遊びに行きます。現実と離れた空間で仕事を忘れて楽しみ…たいところですが、アトラクションやパレードなどを見ると、つい「どういう構造だろう」「どんな電源だろう」という視点で見てしまうこともしばしばあります。

就職活動中の学生へメッセージ

業務の内容や実績を知ることも大事ですが、職場の雰囲気を知ることも重要です。仕事を続けていく上で一番大事なのはやはり人間関係。数回訪れただけ雰囲気を理解するのは難しいかもしれませんが、会社説明会や見学などに参加し、実際の空気を感じ取ってもらえればと思います。自分に合った職場環境を見つけられるよう頑張ってください。