製品情報

基板対基板用コネクタ FunctionMAXシリーズ

製品名 基板対基板用コネクタ
型式 FunctionMAXシリーズ
メーカー ヒロセ電機株式会社
メーカーロゴ
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資料

概要

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FunctionMAXは、FA機器、医療機器、自動車、通信インフラなど、幅広い分野のニーズに“最大の機能”で応える基板対基板用コネクタです。
2つの柱であるフローティング機能と高速伝送対応のほかにも独自の個性を発揮し、産業用コネクタへのニーズに柔軟に応えています。

特長

■フローティング機能 〜組立誤差をコネクタで解決〜
 フローティングとは、オス側のコネクタとメス側のコネクタの嵌合軸にズレがある状態でも、
 コネクタがそれを吸収して嵌合を可能にする機能です。

【フローティング機能のメリット】
   (1)1枚の基板に複数個のコネクタが使用可能
   (2)A組立誤差を吸収するため、機器設計に貢献
     (組立コストの削減も期待できます)
   (3)Bズレ吸収によるストレスは端子バネ部が吸収し、実装部へのストレスを軽減
     半田クラックに対する信頼性に効果を発揮


■高速伝送対応 〜通信速度の高速化に頼もしく応える〜
 通信インフラをはじめ、自動車、FA機器、医療機器など、さまざまな分野で高まる高速伝送対応
 へのコネクタニーズに、先端技術から生まれた確かな性能と構造で応えます。

【高速伝送対応へのポリシー】
     FuctuionMAXは、耐ノイズ・高速信号に適した差動伝送方式を基本に設計されています。

主な仕様

FX20シリーズ  0.5mmピッチ

フローティングコネクタとして最初に開発したシリーズ。
独立した2点接点の高接触信頼性構造で、車載機器用途などの厳しい条件にも適応します。

FX22シリーズ  0.5mmピッチ

FX20の水平接続タイプとして開発したシリーズ。
複数個使いの水平接続を可能にしています。
2点接点の高接触信頼性構造を採用しています。
超低背設計でセット小型化に寄与します。

FX30Bシリーズ  3.81mmピッチ/7.62mmピッチ

電源用として開発したシリーズ。
フローティング機能と同様の役割を果たす、特殊な位置ズレ吸収機能を付加しています。
安全規格(ULC-ULTUV)を取得しています。

FX23シリーズ  0.5mmピッチ

フローティング機能と高速伝送対応という、相反する機能を1つのコネクタに
集約させたシリーズ。
電源複合構造を採用して省スペース化を可能にします。
さらに、絶縁コーティング剤の塗布に対応します。

FX18シリーズ  0.8mmピッチ

FunctionMAXの中心的な位置付けのベーシックシリーズ。
バリエーションが豊富で選定がしやすく、使い勝手にも優れています。
電源端子はシーケンスやグランド用途にも対応するマルチファンクション
端子です。


FX8シリーズ  0.6mmピッチ

マーケットから根強く支持されているロングセラー。
基板間距離×芯数の豊富なバリエーションを揃えています。
小型構造で実装しやすく高速伝送にも対応します。


FX10シリーズ  0.5mmピッチ

高速伝送のみに焦点を当てて開発したシンプルなシリーズ。
基板間距離×芯数の豊富なバリエーションを揃えています。
このシリーズもマーケットから根強く支持されています。
3ピースタイプはフローティング対応します。

その他

電源用ケーブルコネクタEnerBeeシリーズも、注力製品です。
→詳細はこちらをご覧ください。

hrs-enerbee.jpg EnerBeeは、「小型」「高電圧・高電流対応」の優位性に加えて「完全ロック」の機能を備え、
産業機器の電源まわりにあるコネクタニーズに幅広く応える電源用ケーブルコネクタです。