製品情報

iButton®(サーモクロン/Thermochron・ハイグロクロン/Hygrochron) 

製品名 iButton®(サーモクロン/Thermochron・ハイグロクロン/Hygrochron)
メーカー アナログ・デバイセズ株式会社 (Analog Devices)
メーカーロゴ
メーカーサイト メーカー製品サイトはこちら
資料
ECショップ https://direct.daitron.co.jp/shop/c/c4520

概要

iButton®(サーモクロン/Thermochron・ハイグロクロン/Hygrochron)は、温度/湿度を記録できる小型のデータ・ロガーで、環境データの記録、資産追跡などの幅広い分野で使用されています。コンテナの内容、出荷先、所有者情報など、品物や場所に関する重要な情報も格納できます。16mmのステンレス鋼ケースに収められていて、耐久性があり、水、塩水、油などの環境条件にも耐えられます。医薬・食品の輸送管理など様々なシーンでお役立てください。
iButton®の使用方法は、先日ウェビナーを開催いたしましたので、こちらの動画をご覧ください。

製品ラインナップ

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使いやすい!おすすめポイント✨

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日本語版ソフトウェアを開発!

パソコンと簡単接続!

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主な仕様

iButton®

iButton®データ・ロガー

iButton®のマウント・オプション

iButton®製品

iButton®のリーダーとアダプタ

iButton® OneWireViewer(日本語版) 入手方法

iButton® 使用事例

✅電子材料管理

電子材料は温湿度に非常に敏感で、わずかな変化によって電気的な特性が変化します。 そのため、電子材料の品質と信頼性を保つため温室管理は重要な項目となります。 特に、長期間の保管や輸送中には適切な温湿度管理が必要となります。
iButton®は、小型の高精度な温湿度データロガーのため保管や輸送時の温湿度の状態を把握するのに最適な製品となります。

電子材料 Wafer

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梱包電子材料

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物流

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inq電子

✅建築材料管理

建築材料は、建築場所の環境変化(温度、湿度)でその建物の耐久性が大きく左右されるケースがあります。
iButton®は、小型、耐久性のある温湿度ロガーのため、建物の隙間、軒下など、スペースが限られる場所に設置することが可能で、環境変化を容易に測定することが可能です。
また、直接建築素材の中に埋め込むことにより、素材そのものの吸湿性、温度変化を測定することもできます。

建設現場

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建築材料の温湿度測定

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建築材料

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inq建築

✅食品工程管理

食品の製造過程では、急速冷凍される食品が増加、食中毒を抑える取り組みが重要となっております。
温度管理を行うことにより、日々食品の温度管理を可視化する仕組みをつくることで、食中毒菌の増殖を含めた食品事故の予防が必要です。
食品の温度管理・温度記録は、令和3年6月1日よりすべての食品等事業者に義務化される「HACCP対応」の重要管理点(CCP)の1つでもあります。その温度・湿度管理を行うためのツールとしてiButton®を利用することができます。

食品にiButton®を取り付け、作業工程で温度・湿度異常がなかったかを確認


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食品を加工する場所・装置毎にiButton®を取り付け、温度・湿度異常がなかったかを確認


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inq食品

✅医薬品輸送管理

医療機関や薬局などに医薬品が供給されるまでのプロセスにおいて、製薬会社・卸売販売会社・物流会社など様々な流通経路が発生します。
流通経路が複雑化する中でも、医薬品は流通過程の品質を保証する必要があります。 品質安定の1つの手段として温度管理があります。
この温度管理についてiButton®を利用することにより、物流時の温度状態を確認でき、輸送時の品質を担保することができます。

製造された医薬品を梱包時にiButton®を一緒に投入

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輸送中の温度をiButton®で自動記録


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輸送先でiButton®を取り出し、輸送中の温度状態を確認


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✅化学薬品での実験

化学薬品の実験では様々な素材が利用されます。素材によっては化学反応が起き、熱が発生します。
その際の熱量は重要なデータとなる場合があります。そのような熱量を記録する際にiButton®を利用することが可能です。アクセサリでiButton®を保護するカプセル(DS9107*)もあるため、液体内の温度変化を記録することもできます。

カプセルにiButton®を入れて液体に投入


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実験後、カプセルからiButton®を取り出し、温度変化を確認


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*材質:PPS
 IP定格:IP68自己認定。DS9107のIP68格付けは24時間の間、100ft (30.5m)に相当する圧力を定義しています。詳細はこちらをご参照ください。

inq化学

Webinar アーカイブ視聴

2024年5月15日開催:iButton® ご紹介Webinar

ご覧になりたい箇所からClickしてご視聴可能です



iButton® ご紹介Webinarご視聴アンケート回答特典

ご視聴アンケート回答頂いた方に、発表用資料(PDF)を提供させて頂きますので、是非ご協力ください

アンケート回答はこちらから

iButton®のリーダーとアダプタ

iButton®に蓄積されたデータをPCで閲覧・保存するには、iButton®接続アダプタ(DS1402D-DR8+)、USBから1-Wire/iButton®へのアダプタ(DS9490R)、OneWireViewer(日本語版)を使って簡単に実現できます。また、サンプリングレートなどiButton®の設定も可能となります。

iButton®をDS1402D-DR8+にはめ込む

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DS1402D-DR8+

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DS9490R

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DS9490RとDS1402D-DR8+を接続してPCへ

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OneWireViewer(日本語版) イメージ1

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OneWireViewer(日本語版) イメージ2

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iButton® OneWireViewer(日本語版:無償) 入手方法

※iButton®を当社から購入された方は勿論のこと、他社から購入された方でもOneWireViewer(日本語版:無償) を下記の方法で入手可能です。

①当社製品ご購入者サイトにアクセスし、新規ユーザー登録してください。

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②シリアル番号には、iButton®のシリアル番号を入力してください。

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※上記の例では、シリアル番号が F3000******F3D21 となります。

③製品ご購入者サイトにログインし、OneWireViewerを選択してください。

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④ソフトウェア(ZIPファイル)とユーザーマニュアルをダウンロードしてください。

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iButton® に関するFAQ(よくあるご質問)

iButton®に関するFAQはこちらをご参照ください。

iButton® の校正に関して

iButton®の校正に関するご相談はこちらからお願いいたします。
株式会社レックス お問い合わせ先:inquiry@kosei-master.com

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