サステナビリティ

トップメッセージ

一人ひとりの意識改革が大きな波を創り出す

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代表取締役社長 土屋伸介

 時代は今、大きな転換期を迎えています。人類の科学技術はすさまじい勢いで発展し続けています。私たちが属するエレクトロニクス業界はその発展をリードし、自動運転やロボティクスなど、技術のフェーズを根本から変えようとしています。その一方で、人類のあくなき経済発展の追求は、自らの未来を危うくするほどの危機的な状況を、数えきれないほどつくり出してきました。自然環境を破壊する様々な問題が気候変動を引き起こし、自然災害は年を追うごとに激甚化・頻発化しています。経済格差は、貧困や教育格差を生み、働く機会の平等や平和さえも脅かされる状況が、世界中で発生しています。

このままの状況が続くと、人類は早晩立ちいかなくなってしまう危機的な事態に追い込まれていきます。私たちはまず、そうした危機感を共有しなければなりません。「SDGs」や「2050年カーボンニュートラル」などの言葉も、最近では聞かない日がないほどマスコミにも頻繁に取り上げられています。

 持続可能な未来への取組みをさらに加速させていくために、私たちは「サステナビリティ委員会」を設置いたしました。現在の事業活動がどの程度SDGsに貢献することができているのか、私たちは今後どのような課題をもって未来の社会づくりに貢献していくべきなのか、これら2つの確認と策定を行いました。マテリアリティを設定し、これらを通じて社会全体の課題解決への取組みを目指します。

 私たちが有するエレクトロニクス関連技術は、間違いなく「2050年カーボンニュートラル」のキーテクノロジーです。一人ひとりの意識改革が、やがて私たちの事業活動をサステナビリティに直結する取組みへと高めていくような、大きな波を創り出していくものと確信し、「サステナビリティ経営」の道を、より一層深めていきます。

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