概要

IP00C381は、最高1,333M画素/秒の画像に対して画像歪補正（ワーピング）とエッジブレンディング処理を行うＬＳＩです。
最大画像サイズは、４Ｋ（4096x2400）で、4K120HzやWQXGA（2560x1600）120Hzなどの画像も処理ができます。
台形補正や、たる型ひずみ補正など定式化された画像変形は、内蔵のワープテーブル生成エンジンにより、外部CPUに負荷をかけることなく高速にワープテーブルを生成することが可能です。
エッジブレンド機能では、ホワイトピーキング機能，ドット毎補正機能もあり、より高品位な製品化が実現できます。
４K60Hz入出力時は任意角回転表示が可能であり、幅広い用途に御使用頂ける製品です。

主な仕様

■画像入力

　RGB 30bit / YUV4:4:4 30bit / YUV4:2:0 30bit / YUV4:2:2 20bit / YUV4:2:2 10bit (BT656)
　@V-by-OneRHS 4Gbps, 8 lane 2系統
　@LV-CMOS 166MHz， Dual(EVEN/ODD)入力/DDR入力対応 4系統
　4K120Hz入力対応

■画像出力

　RGB 30bit / YUV4:4:4 30bit / YUV4:2:2 20bit / YUV4:2:2 10bit (BT656)
　@V-by-OneRHS 4Gbps, 8 lane 2系統
　4K120Hz出力対応

■画像歪補正モード

　RGB共通画像歪補正モード
　画像歪補正方式
　補正座標テーブル参照方式
　補正座標テーブルジェネレーター内蔵（台形補正，ピンクッション補正）
　外部シリアルフラッシュまたは外部CPUからロード

■画像歪補正量

　水平線/垂直線が45度傾く量まで補正可能
　任意角回転（４Ｋ60Hz入出力時、90度回転との組合せ）

■画質補正機能　

　エッジブレンディング
　（RGB独立ガンマ補正，ホワイトピーキング対応、領域及びドット毎補正機能も有り）
　ユニフォーミティ補正（ドット毎補正機能も有り）
　上下左右反転
　90°回転

■ビットマップ OSD

■電源電圧

　3.3V/1.5V/1.1V　3電源

■パッケージ

　684ピンプラスチック BGA、ボールピッチ 0.8mm、27mmx27mm