ゼロスクリュー端子台 EF2シリーズ

製品名 | ゼロスクリュー端子台 |
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型式 | EF2シリーズ |
メーカー | ヒロセ電機株式会社 |
メーカーロゴ | ![]() |
メーカーサイト | メーカー製品サイトはこちら |
ECショップ | https://direct.daitron.co.jp/shop/c/c103066/ |
概要
ゼロスクリュー™端子台EF2シリーズは、ねじを使わずにビルの配電盤や分電盤などの電気設備とケーブルをつなげられるバネ式端子台です。
ねじが不要になり、設置作業や保守点検工数を大幅に削減できます。
さらに、電気設備のねじのゆるみが引き金となる火災といった事故まで防げます。
(※ゼロスクリュー、ZERO SCREW、ZERO SCREW ロゴはヒロセ電機株式会社の商標または登録商標です。)
特長
配電盤など電気設備の火災を防止
電気設備火災は、建物利用者の命を危険にさらすのはもちろん 、デベロッパーや施工会社、出火元製品メーカーの信頼低下のもとになります。その約7割は取扱いや保守管理の不備が原因です。出火原因として挙げられるのが、ネジの緩み。定期的な保守点検が必須です。また保守点検をしても、突発事故を完全には防止できるわけではありません。
ゼロスクリュー端子台はネジを使わない独自の構造により、確実な接続を長期間保てるため、電気設備のネジに起因する火災リスクをゼロにします。

作業工数の削減、施工期間の短縮
ネジ式端子台の場合、新設施工時のネジ外しやネジ締め、保守点検時のトルクチェックが必要です。ゼロスクリュー端子台は、ネジがないので、従来のネジ式端子台での作業と比べると、約1/3もの工数削減が見込め、工期を大幅短縮できます。
スキルに頼らない安定した接続品質
電気設備の保守点検時、「ねじの締め付けが適切でなく、トルク管理ができていない」といった作業者の熟練度による品質のばらつきが起こらず、誰が作業しても安定した接続品質を保てます。
丸端子を差し込むだけの簡単操作
素早く確実なワンアクション完全ロック構造を採用。従来のねじ端子台と違い、電気主任技術者の資格を持っていなかったとしても安定した作業品質を保てます。さらに、狭く薄暗い現場でも容易に作業ができます。

接触信頼性の向上
裸圧着端子を直接ブスバーに押し付けて接触させる独自構造。接触信頼性が向上するとともに、長期間にわたり安定した接続状態を維持できます。
"一般社団法人日本電設工業協会 奨励賞" を受賞
ゼロスクリュー™端子台 EF2シリーズは、一般社団法人日本電設工業協会が主催するJECA FAIR 2018 製品コンクールで技術/着想/社会貢献度などが総合的に評価され、“一般社団法人日本電設工業協会 奨励賞” に選ばれた製品です。
主な仕様
製品 | D30 | D60 | D150 | D200 | D250 | D400 |
適合電線 / 定格電流 |
1.25mm2=16A |
5.5mm2=40A 8mm2=50A 14mm2=70A |
22mm2=94A 38mm2=132A 60mm2=175A |
60mm2=175A 100mm2=240A |
150mm2=310A | 200mm2=400A |
定格電圧 | AC/DC600V | AC1000V,DC1500V | ||||
使用温度範囲 | -25 〜 +105℃(通電による温度上昇含む) | |||||
保存温度範囲 | -10 〜 +60℃ | |||||
接触抵抗 | 1mΩ以下 (DC1A) | 0.1mΩ以下 (DC1A) | ||||
絶縁抵抗 | 1000MΩ以上 (DC500V) | |||||
耐電圧 | AC2500Vで1分間 | AC5000Vで1分間 | ||||
挿抜回数 | 50回 |
ご紹介動画
取り付け作業手順(2”17) |
ネジ式端子台との作業比較(1”04) |
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(動画提供)ヒロセ電機株式会社 様