製品情報

レーザースケール BS78 Laserscale

製品名 レーザースケール
型式 BS78 Laserscale
メーカー 株式会社マグネスケール
メーカーロゴ

概要

1nmを超える高分解能の世界 -光波干渉計を超える信号波長138nmの高分解能スケール-

レーザスケールは、1nmを超える高分解能の計測及び制御を容易に実現します。基準となるスケールは、ホログラム方式により達成される微細な格子と、外乱に対して安定で取付けやすさを実現した検出ヘッドにより、信号波長が138nmの高S/Nの信号を得ることができます(BSシリーズ)。さらに、自動補正機能をもつインターポレータを使用することで、17pm(17×10-6μm)までの超高分解能を得ることができ、ナノメートルからピコメートルを容易に得ることができます。

最高分解能17pm(Pico Meter)

ホログラム格子が1ピッチ動くと、干渉信号が4回反転し0.55μmの格子ピッチの1/4=約0.14μmの干渉信号が得られます。電気的に8,000分割することにより、最小17pmの超高分解能が得られます。超高分解能と高速応答が可能格子干渉方式リニアエンコーダは従来のリニアエンコーダ(信号波長20μm)の約1/100の信号波長約0.14μmの干渉信号が得られます。また、弊社独自開発のインターポレータにより17pmの超高分解能で最大応答速度400mm/sの高速応答(バイナリ出力)が可能です。

特長

BS78 Laserscale高速・高分解能でありながら、安定した超精密測定を実現。精密ステージ、半導体検査・製造装置、超精密加工機などに最適。

  • 光波干渉計を超える信号波長0.1379μmの高分解能スケール
  • 湿度・気圧・空気の乱れに影響を受けない高安定性
  • 原点精度:±0.1μm
  • 精度:±0.04μm以下(有効長40mm)
  • 完全非接触 原理的に戻り誤差が発生しません
  • 有効長:40〜420mm、9種類(-R/-RS)
  • 有効長:10〜420mm、10種類(-N/-NS)
  • 真空、非磁性対応(特殊仕様)
  • 低膨長ガラス使用:-0.7×10(-6)/℃(有効長:10〜420mm)

その他

  • ※1点からの御見積ご依頼・データーシート送付・カタログのお問い合わせ・案件相談等もご対応致します。下記 「製品お問い合わせフォーム」 をクリック頂きまして、お申し込みをお願いいたします。

    株式会社マグネスケール 沿革
    1965 磁気式計測技術を発表
    1969 磁気式計測器、マグネスケールの開発・設計・製造・販売を目的とし、ソニーマグネスケール株式会社を設立
    1971 マグネスケール GPシリーズ販売開始
    1978 カウンタ LMシリーズ販売開始
    1981 伊勢原事業所設立
    1988 レーザスケール BS10シリーズ販売開始
    1996 ソニー・プレシジョン・テクノロジー株式会社に社名変更
    2002 レーザスケール BL55シリーズ販売開始
    高精度磁性記録技術発表
    2003 高精度マグネスケール SR33販売開始
    2004 ソニーマニュファクチュアリングシステムズ株式会社に社名変更
    2005 マグネスケール SJ300シリーズ、高精度デジタルゲージ DK800シリーズ、ネットワークカウンタシステム MGシリーズ販売開始
    2007 高精度アブソリュートマグネスケールSR70シリーズ販売開始
    2008 マグネスケール GB-ERシリーズ、カウンタ LH70シリーズ販売開始
    高剛性高精度アブソリュートマグネスケールSR80シリーズ、RU70シリーズ販売開始
    2010 株式会社マグネスケール設立