製品情報

LinuxOS搭載IoTエッジコンピュータ LBX8110

製品名 LinuxOS搭載IoTエッジコンピュータ
型式 LBX8110
メーカー サン電子株式会社
メーカーロゴ
メーカーサイト メーカー製品サイトはこちら
資料

概要

LinuxOS搭載モバイル機能初期搭載エッジコンピュータ

LinuxOS搭載の最新機種であるLBX8110は、お客様が作成したアプリを搭載できることはもちろんのこと、モバイル機能初期搭載、OSバックアップ機能、DualSIMによる冗長、多彩なI/F(Ether、USB、拡張基板)を有し、お客様のエッジコンピューティングを手軽に実現します。

  • Debian11(Linux OS)搭載:堅牢で信頼性の高いDebian11を搭載。アプリケーションを自由に設計・開発し、LBX本体に搭載することで様々な機器の操作やソリューションの実現が可能。また、基本的な設定についてはWeb設定ツールが用意されており、簡単に設定を行うことが可能。
  • NXP i.MX 8M Plus搭載:Arm Cortex-A53(1.6GHz)クアッドコアのプロセッサ「i.MX 8M Plus」を採用しています。NPU搭載(※)で高効率なエッジAIや機械学習等の処理を高速かつ省電力で実行することが可能。
  • 豊富な搭載メモリ:2GBのメインメモリ、20GBのオンボードストレージを搭載し、容量の大きなアプリケーション運用に対応。またMicroSDXCカードによるストレージの容量拡張も可能。
  • 高い耐環境性能:ー20℃から+70℃までの動作温度に対応。その他、ノイズや振動の試験をクリアしており、過酷な環境でも安定した稼働が可能。
  • OSリカバリ機能:メインで使用する「ユーザOS」の他に、リカバリ用に「メンテナンスOS」を搭載。万が一ユーザOSがクラッシュした場合でも、メンテナンスOSが動作しバックアップファイルを読み込むことでユーザOSを復旧することができ、アプリケーションやデータを保全し安定運用を可能。
  • デュアルSIM対応で冗長化を実現:SIMスロットが2個備わっており、それぞれ異なるキャリアのSIMを挿入することで冗長化(WAN側)を実現。これによりキャリア網障害発生時には主回線から副回線に自動切換えができるため回線の通信断を防ぎ、遠隔監視・制御、データ収集など止めることなく運用することが可能。
  • 長期安定運用実現:電波状態による通信エラーなどを防ぐため、定時リセット設定や、死活監視など、自己復帰が可能な機能「ASC(Autonomous Stable Connection)」を搭載し、無人環境下でも安定運用を提供。
  • インタフェース拡張に対応:各種インタフェースを追加拡張できる拡張ボードを2枚まで搭載することが可能。シリアル通信(RS232C/RS485)や接点入出力(アナログ/デジタル)、無線(Bluetooth®/GNSS等)の機能に対応した拡張インタフェースを追加予定。ハードウェア開発の手間をかけずに追加実装することが可能。
  • IoT/M2M遠隔管理サービス「SunDMS」に対応:安心・安定運用をより高い次元で行うため、ファームウェアの更新やログ、温度電圧管理、死活監視などの遠隔集中管理機能を提供。